夢現技研合同会社 Mugen Giken LLC
Legacy System Modernization

仕様書のない基幹システムを、動く仕様書から作り直す

「作った人がもういない」「仕様書がない」「だから見積すら取れない」——レガシー刷新が止まる原因は、技術ではなく情報の欠落です。当社は、既存コードとデータベースから現行仕様書と自動テストを復元する工程を独立したサービスとして提供し、この膠着を最初に解消します。

Symptoms

こうした状態ではありませんか

システムを作った担当者が、すでに退職している

VB6、Access、Delphi、Excel VBA、あるいはオフコン。日々の業務は問題なく回っているものの、中身を説明できる人が社内に一人もいない。障害が出たら誰も直せない、という状態が続いている。

刷新したいが、見積を取ることすらできない

ベンダーに相談しても「現行調査から」と言われ、その調査だけで数千万円の提示になる。投資判断の材料が手に入らないまま、毎年先送りになっている。

サーバやミドルウェアのサポート期限が迫っている

メインフレームやUNIXサーバの製品終息、OS・DBのEOL。期限は決まっているのに、移行先も移行方式も決まっていない。

業務ロジックがExcelとマクロに散らばっている

基幹システムの周辺で、実際の業務は無数のExcelファイルとマクロで回っている。誰がどのファイルを更新しているのか把握できず、統制が効いていない。

What We Do

提供内容

01

現行システム調査 — 仕様書とテストの復元

既存のソースコード、データベーススキーマ、実際の入出力データを解析し、現行仕様書とリグレッションテストスイートを復元します。これが揃った時点で、システムは「触れないブラックボックス」ではなくなり、刷新の可否・費用・期間を判断できる状態になります。

  • 画面・帳票・バッチの一覧化と処理フローの図示
  • データベース論理設計の復元(テーブル定義・リレーション・実際に使われている項目の特定)
  • 業務ロジックの抽出と文書化(分岐条件・計算式・例外処理)
  • 現行挙動を固定する自動テストスイートの生成
  • 刷新方式(リライト / リホスト / リプレース)の比較と推奨案
02

段階的な移行設計と実装

一括切り替えは、業務停止リスクが最も高い選択です。当社では、機能単位で切り出して並行稼働させ、旧システムと出力を突き合わせながら段階的に移していく設計を標準としています。

  • 新旧システムの並行稼働と出力差分の自動比較
  • データ移行スクリプトと移行リハーサル
  • 切り戻し手順の事前整備
  • 業務停止時間を最小化する切替計画の策定
03

刷新と同時のAI活用・自動化

作り直すタイミングは、業務そのものを見直す唯一の機会でもあります。単なる技術的な移植で終わらせず、手作業で回している工程の自動化まで含めて設計します。

  • 帳票・伝票のOCRと構造化データ抽出
  • 入力チェック・突合作業の自動化
  • 社内文書を対象としたRAG検索
  • 既存システムとのAPI連携基盤の整備
04

移行後の保守と内製化支援

刷新して終わりでは、同じ問題が10年後に再発します。運用手順書とモニタリングを整備し、貴社の情報システム部門で保守できる状態にお渡しすることも可能です。

  • 運用設計・監視設計
  • 手順書・設計書の整備
  • 社内エンジニアへの引き継ぎ・レビュー支援
  • 年間保守契約
Pricing

料金・期間の目安

いきなり大きな契約を結ぶ必要はありません。小さく始めて、成果を見てから次を決める形にしています。 金額は標準的な条件での目安です。正確なお見積りは相談後にご提示します。

RECOMMENDED

現行システム調査

50万円〜

2週間 / 定額

まずここだけをご依頼いただけます。仕様書・テストスイート・刷新方式の推奨案をお渡しし、続けるかどうかはその内容を見てご判断ください。

刷新・移行(小〜中規模)

400万〜800万円

3〜5ヶ月

画面数十本規模の業務システムの再構築と移行。並行稼働による検証期間を含みます。

年間保守

月額15万円〜

継続

障害対応、軽微な改修、環境更新への追随。内製化が完了するまでの期間限定でもご契約いただけます。

※ 契約形態は請負・準委任のいずれにも対応します。NDAの締結、貴社所定の契約書式でのご契約も可能です。

FAQ

よくあるご質問

本当にソースコードだけから仕様書を復元できるのですか?

完全に自動で、というわけではありません。コードとデータベースの解析で機械的に抽出できる範囲を先に固め、そのうえで「なぜこの分岐があるのか」といった業務背景を、現場の担当者へのヒアリングで補完します。重要なのは、ヒアリングの前に「何を聞くべきか」がすべて洗い出されている状態を作ることです。これによって、現場の方の負担も大きく減ります。

なぜ以前より安く、短期間でできるのですか?

既存コードの読解と仕様抽出は、この2年で最も生産性が向上した工程だからです。従来は人手で数ヶ月かけていた解析が、AIを活用することで大幅に短縮できるようになりました。ただし、抽出結果の妥当性検証と業務背景の解釈は依然として人間の仕事です。当社では、この検証工程を省かないことを前提に費用と期間を設計しています。

メインフレームやオフコンにも対応できますか?

COBOL・RPG等のコード解析と、オープン系への移行設計に対応します。ただし、大規模メインフレームの一括移行は複数社体制が適切なケースもあります。まず調査を実施し、当社単独で受けるべきか、大手ベンダーと組むべきかの判断も含めて率直にお伝えします。

調査だけ依頼して、刷新は別のベンダーに頼んでも構いませんか?

問題ありません。復元した仕様書とテストスイートは、そのまま他社への発注仕様書としてお使いいただけます。むしろ、この資料があることで相見積の精度が上がり、貴社にとって有利な発注ができるようになります。

稼働中のシステムを止めずに移行できますか?

機能単位での段階移行と並行稼働を前提に設計します。新旧の出力を自動比較して差分を潰し、十分な期間の並行運用を経てから切り替えます。切り戻し手順も事前に用意するため、想定外が起きても業務が止まりません。

小規模な会社に基幹システムを任せるのは不安です。

ごもっともです。だからこそ、最初は2週間・50万円の調査だけをご依頼いただく形にしています。この期間で成果物の質と、当社のコミュニケーションの取り方をご確認ください。なお代表は、金融・製造・社会インフラの各領域で、大規模な本番システムの要件定義から運用までを担当してきました。実績の詳細は会社概要ページに公開しています。

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Free Consultation

まず「何が問題か」を切り分けるところから

現状のシステム構成や、止まっているPoCの状況をお聞かせください。30分の技術相談で、実現可能性・概算費用・想定期間の一次見解をその場でお返しします。売り込みは行いません。