夢現技研合同会社 Mugen Giken LLC

建設・製造の 見積・積算・受発注 部門へ

図面・見積書を読むAI

図面から寸法・品名・数量を自動で拾い、怪しい項目だけを人に回します。担当者は全部を読み直す必要がなくなります。

読み取り結果の例。品名・数量・寸法が並び、手書きの加筆がある全長・穴数・背立ては要確認になっている

読めるもの

図面

CAD出力・スキャン・FAX、手書きの加筆入りも。寸法、品名、図番、数量、材質、開口や穴の仕様など。

見積書・注文書

品名・数量・単価・金額の明細。表の罫線が崩れていても、行と列の対応を読み取ります。

機器表・仕様書

型番・数量・仕様の一覧。複数ページにまたがる表もまとめて構造化します。

仕組み

  1. 図面PDF・画像 メール添付・スキャンのまま
  2. AIが3回、独立に読む 項目・値・根拠・自信の有無
  3. 多数決と検算 読みの割れ・手書き・寸法の整合
  4. 確定 / 要確認 怪しい項目だけ人に回す
  5. 見積の Excel・システムへ 既存の書式のまま出力

確定になる条件(3つすべて満たすときだけ)

  1. 3回の読みで、値がすべて同じ
  2. 手書きの加筆が関わっていない
  3. AI自身が「自信あり」と答えた

1つでも欠ければ要確認。品名・寸法・数量・公差など見積の主要項目以外の記載(注記など)は「参考」として別に表示します。本番では、部分寸法の合計と全長が合うかといった図面上の整合でも検算します。

精度:架空図面20枚で測りました

顧客の図面の数値は守秘のため出せません。そこで、手書きの加筆を入れた架空の図面を20枚作り、デモと同じ読み取り処理で測りました。 正解は図面を作った時点で分かっているので、同じ手順で何度でも測り直せます。測定の手順と架空図面一式は、ご相談時にお見せします。

  1. 架空図面を作る寸法・品名・手書きの加筆を変えて20枚。正解は作った時点で確定
  2. 2種類に加工CAD出力相当と、白黒・傾き・ぼけを加えたスキャン相当
  3. デモと同じ処理で読む1枚につき3回読んで多数決
  4. 正解と突き合わせる確定・要確認の判定ごとに、値の正誤を数える
CAD出力相当10枚スキャン相当10枚全体20枚
測った項目105105210
人の確認なしで済んだ割合(AIが「確定」にした割合)96.2%96.2%96.2%
確定にした項目の誤り0件0件0件
手書きの加筆を要確認に回せた9 / 98 / 917 / 18
1枚あたりの時間(中央値)12秒11秒12秒

測定日 2026-10-17/モデル claude-opus-5-5/1枚につき3回読んで多数決。 対象項目は品名・図番・数量・材質・全長・奥行・厚み・開口幅・開口奥行・開口位置・穴径。手書きの加筆で値が変わる項目は「確定してはいけない項目」なので、誤りの分母から外し、加筆の検出で別に数えています。

見逃した1件

スキャン相当の図面の一部。水栓穴の横に手書きで「穴 2ヶ所」と書かれているが、白黒のため印字と見分けにくい

スキャン相当(白黒化・ぼけ・ノイズ)の図面で、赤の手書き「穴 2ヶ所」が白黒になって印字と区別できず、AIは穴数を「2」として確定にしました。 3回とも同じように読み違えたため、多数決では見つけられませんでした。同じ方向の読み違いは多数決の弱点です。 本番では、図示された穴の数と記載の数の突き合わせや、図面の版の比較といった検算でこれを補います。この図面の結果をデモで見る →

この数字の限界

  • 20枚はすべて同じ書式で、図面も手書きも当社が作ったものです。実際の図面は会社・担当者ごとに書式がばらばらで、精度はこれより下がります。
  • 手書きの加筆は18か所です。検出率を細かく論じるには少なく、傾向を見るための数字です。
  • だからこそ、本番の前に貴社の図面で同じ測り方をする診断を用意しています。

料金と進め方

  1. STEP 1

    読み取り精度診断

    20万円〜2週間・定額

    図面サンプルで項目ごとの精度を測り、自動化できる範囲と本開発の費用をお出しします。ここで止めても構いません。

  2. STEP 2

    試作(PoC)

    80万円〜2〜4週間・定額

    実際の業務の流れで、読み取りと確認画面を試します。

  3. STEP 3

    本番導入

    300万〜900万円2〜6ヶ月

    確認画面、既存システム・Excel への連携、精度と費用の監視まで。

本番稼働後のAIの利用料(API費用)は、架空図面20枚での実測で1枚あたり約18円(中央値・3回読み・1ドル150円換算)。月1,000枚なら約1.8万円が目安です(図面の大きさや項目数で変わります)。

金額は標準的な条件での目安です。請負・準委任のどちらでも契約できます。契約・体制について →

情報セキュリティ審査で聞かれること

データの流れ(本番の標準構成)

  1. 貴社図面PDF・画像をアップロード(通信は暗号化)
  2. 読み取り処理貴社のクラウド環境内に置くのが標準。画像化・3回の読み取り・多数決
  3. AIのAPIAnthropic Claude API または Google Cloud Vertex AI。入力を学習に使わない規約のもの。保持期間は提供元の規約に従い、該当条文を契約前に提示
  4. 結果の保存貴社のデータベース。保存期間・閲覧権限・操作記録を設計書に明記

社外に出せない場合: 「AIのAPI」を、貴社の閉域網・オンプレミスで動かすローカルのAIに置き換えます(精度と費用の差は診断で比較)。

図面はどこに送られますか
読み取りには、入力を学習に使わないと商用利用規約で定められたAPI(Anthropic の Claude API、または Google Cloud の Vertex AI)だけを使います。どのサービスに何を送るかは、契約前にデータの流れ図でお示しします。
データはどこに、いつまで残りますか
読み取り結果と図面の保存先(貴社のクラウド環境か、当社の開発環境か)と保存期間を設計書に明記します。APIの提供元側の保持期間も、規約の該当箇所を示してご説明します。
社外に一切出せない場合は
貴社のクラウド環境の中だけで動く構成、または閉域網・オンプレミスでローカルのAIを動かす構成も検討できます。精度と費用の差は、診断の段階で比較してお出しします。
誰が見られますか
権限は担当者単位で最小限にし、閲覧・変更の記録(監査ログ)を残します。採用・与信など個人情報を扱うAIを、この水準で本番運用してきました。
第三者認証はありますか
ISMS(ISO 27001)やプライバシーマークなどの第三者認証は取得していません。代わりに、データの流れ図、保存先と保存期間、権限の一覧、ログの設計を審査用の資料として提出し、貴社のチェックシートにも個別に回答します。

よくあるご質問

精度は保証してもらえますか?

事前に「◯%を保証」とはお約束しません。図面の書式によって精度が大きく変わるためです。代わりに、貴社の図面で測った値を、測り方とあわせてご報告します。その数字を見てから、本開発に進むかをご判断ください。

何枚くらいの図面サンプルが必要ですか?

診断では、書式の異なる図面を10〜30枚ほどお預かりするのが目安です。社外秘の部分は黒塗りで構いません。正解(実際に人が読んだ値)を一緒に用意し、項目ごとの精度を測ります。

既存の見積システムや Excel はそのまま使えますか?

使えます。読み取り結果を、いまお使いの Excel の書式や、システムの取り込み形式に合わせて出力する形が、現場の負担が最も小さく済みます。

図面以外の書類も読めますか?

見積書、注文書、納品書、機器表、仕様書など、表や図を含む業務書類全般に対応します。最も実績があるのは図面と見積書です。

本番稼働中の事例を見る →

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